過失割合で賠償金が大きく変わる

過失割合が大きいと、その割合が賠償金に乗じられて、例えば過失割合が20%の場合は、賠償金が仮に1000万円とされたときには、
1000万円×20%=200万円 が賠償金から差し引かれ、1000万円-200万円=800万円が賠償金となってしまいます。

特に問題となるのが、被害者本人が意識を失っていたり、高次脳機能障害のように頭部を強打して記憶をなくしているような場合に問題となることが多いです。

なぜなら、事故の状況を説明できるのが記憶のある加害者だけだからです。
当然加害者は自分の責任を軽くするように状況を説明しがちです。ひどいとは思いますが、人間ですので、自分以外に誰も状況を説明できないときにあえて自分に不利なように説明することは困難なのかもしれません。

しかし、そのようなときは当然被害者は重症だったりするわけですので、加害者が被害者にも過失があると主張して多い時は60%~さらに90%などが被害者にあると言われることもあります。
これが仮にそのまま認められると、例えば賠償金が1億円認められたとしても、9000万円が差し引かれて、1000万円等の賠償金になりかねません。

このようなときは、交通事故に詳しい弁護士に相談しましょう。過失割合で賠償金が大きく変わります。特に被害者が意識を失っていたり、脳の強打で記憶がないときなどはなおさらです。